教科書の内容も残すところ1/3ほどとなりました。
本日は関係代名詞やります。
ものごとの説明に便利なので、仕事で書く英文でも結構な頻度で使います。
その割に、理解がイマイチな部分です。
関係代名詞とは
「関係代名詞」とは、文と文を関係づけて接続詞のようにつなげることができる代名詞です。関係代名詞の機能は名詞の後ろから説明を加えることで、説明される名詞を先行詞と言います。
「関係代名詞の機能は名詞の後ろから説明を加える」のくだりで、やっと関係代名詞の何たるかを理解できました。
説明のために使う先行詞がこちら。
この表をはじめて見た時の感想は、ただ一言。
ぜんぶthatでいんじゃね
先行詞=何を説明しているのかを判断しやすいように、使い分けるのかな? と思っています。
先行詞は省略OKな場合があるので(そして仕事でよく見るネイティブの文は、だいたい省略されている)意味ありませんけどね。
やっぱぜんぶthatでいんじゃね
せめて自分が書いた文章は、後で自力で読んで意味が取れるようになりたいではありませんか。
自分で書いた文章を機械翻訳にかけて読むとか、情けない真似はしたくありません。
ということでいつも通り、例文を作って覚えます。
つなげてみよう文章を
主格を使ってみる
旅のお兄さんが、少年に頼みごとをしています。
それを英文にしてみました。
He asks the boy.
この文章2つを、関係代名詞を使って一つにまとめます。
まず2つならべて
He asks the boy. + The boy has a piece of jewelry.
後半のthe boyを取って
He asks the boy. + The boy has a piece of jewelry.
関係代名詞を投入。
He asks the boy who has a piece of jewelry.
whoから後ろは、the boyの説明です。
ここまでは順調。
実は仕事でよく使うのでこれは学習済です。
Aさんの同僚のBさんが私へ連絡してきました。
Mr. B who is Mr. A's coworker contacted me.
みたいな。
問題はここから…
目的格を使ってみる
ふたたび、パパスさんちのお子さんに登場いただきます。
女王様の治める国に住む女の子に招待(invited)されて、彼は妖精の女王様に会いました。
The queen meets the boy.
The girl Invited the boy.
この文章2つも一つにまとめてみます。
先行詞となるthe boyは前回は主語でしたが、今回は目的語です。
まず2つならべて
The queen meets the boy. + The girl Invited the boy.
後半のthe boyを取って
The queen meets the boy. + The girl Invited the boy.
関係代名詞を投入。
The queen meets the boy whom the girl invited.
先行詞が目的語の場合はwhomを省略できるので
The queen meets the boy whom the girl invited.
The queen meets the boy the girl invited.
となってもOK。
なくても理解できるようになるまで、入れておくマイルールを課します。
whoとwhich、whomとwhichを使い分けます。
所有格を使ってみる
先行詞が物となる場合も作ってみます。
女王様は大切な楽器(instrument)を盗まれてしまいました。
Someone stole from the queen.
The queen's instrument was a treasure.
この文章2つも一つにまとめてみます。
今回の先行詞は the queen、所有格です。
使い分けは発生せず、人でもモノでもwhose。
まず2つならべて
Someone stole from the queen. + The queen's instrument was a treasure.
後半のThe instrumentを取って
Someone stole from the queen. + The queen's instrument was a treasure.
関係代名詞を投入。
Someone stole from the queen whose instrument was a treasure.
まずはここまで。
所有格、目的格をモノにするパターンは後日。