(きっとお花見もいける)日帰り温泉宿は紅葉狩りの穴場でした

吉池旅館の庭園。紅葉は控えめだけど、きれい

この景色をひとりじめ!



引きこもりなりに季節のイベントを楽しんでおりまして、お花見や紅葉狩りのシーズンにはお出かけしたくなります。

しかし難点がひとつ。

皆さん考えることは同じ…すなわち人混み。


人間を見に来たんじゃないんだけどなあ


幸い、休みを取りやすい職場にいることもあり、ひとりだと休みを取って平日にお出かけするようにしています。

でも毎回そうはいきません。

繁忙期もあるし、誰かと一緒だと、相手に合わせて土日になりがち。

だったのですが、ここ数年は、紅葉狩りの季節に合わせて日帰り温泉宿へ行ってくることで混雑回避に成功しています。

桜の季節に行けたことはないのですが、時期さえ合えばお勧めです。


この記事はこんな方におすすめ→

  • 紅葉や桜を楽しみたいけど、人混みはイヤ
  • 行くとなったら土日祝になっちゃう
  • 泊まりで行くほどの余裕はないなあ


この記事で分かること→

  • 土日祝の観光地でも、日帰り温泉宿は案外空いている
  • 人の少ない露天風呂から紅葉を見られます、たぶん桜もいける
  • うっかり時期を外しても、温泉を楽しめばいいさ
  • 帰りの足は先に確保しておこう

  • 土日でも昼間の温泉宿は空いてる

    私はいつも、じゃらんで探しています。


    日帰り温泉が穴場と気が付いたのは偶然です。
    関西に住んでいた頃、日帰りで有馬温泉に行って来ました。
    日帰りにしたのは当時、有馬から日帰りできる距離に住んでおり、気になるけど泊まりで行くほどの距離じゃない…と思ったから。
    宿はじゃらんで探しました。


    たまたま、じゃらんで使えるポイントの期限切れが近かった…それだけです。

    予約にあたりいくつか宿を見ていくと、じゃらんの場合は
    • レストランで食事できて温泉に入れるけれど、客室には入れない
    • 食事なし、客室に入れる
    主なプランが2通りあると分かりました。
    (食事や部屋タイプでお値段が変わります)

    食事と湯めぐりできればよかったので、客室に入れないプランを選択。

    とまあ、偶然が重なっての決行でしたが、これが大当たり!
    決行日の12月頭はまだ紅葉が残っていて、温泉に浸かりながら紅葉を楽しめたのです。

    こちらは2020年10月の日曜日、色づき始めた頃の有馬温泉を宿の外から撮ったものです。

    真っ赤になった頃に行けたらもっとよかったのですが、これはこれで味があります。

    2020年10月の、紅葉し始めた頃の有馬温泉

    こんな景色を露天風呂に入りながら、独り占めできちゃいました。
    誰もいないんですよ。日曜だったのに。
    写真には写っていませんが、この周り、人だらけなんですよ。


    露天風呂で熱唱していても聞いているのは掃除のおばちゃんだけ!


    お歌の練習はほどほどにしましょう。

    何であんなに空いていたのかしら? と後で考えたら、
    • 外にいる人は外で観光中→宿に人がいない
    • 前日から宿泊していた人はチェックアウトしている→宿に人がいない
    • 当日に宿泊する人がチェックインする前→宿に人がいない
    という理由で、人混みが大嫌いな私にとってのパラダイスが生まれていたのだと分かりました。



    箱根でもやってみた

    さて、今は関西を離れて箱根に日帰りできる距離に住んでいるプレッド、2021年の紅葉シーズンは、箱根へ行ってみました。

    宿はこちら。(日帰りプランはじゃらんと楽天で予約できます)



    またしてもじゃらんのお世話になり、今度は部屋を取ってみました。

    チェックインしてから●時間部屋を使用可能になります。

    (私が予約したプランでは4時間。4時間以内にチェックアウトすればOK)


    予約日は2021年11月中旬。当日、電車の車窓から見える山はひたすらに緑。

    これは時期を外したか?

    まあでも、時期を外してしまっても、温泉を楽しめばいいという打開策があります。


    昼に箱根湯本駅に到着し、構内のお土産屋さんで駅弁を購入して宿へ向かいました。

    外で食べてから宿へ行く手もありましたが、紅葉シーズンの箱根で、すんなりお店に入れる気がしませんでした。

    お昼は駅弁にした

    この宿を選んだ理由は庭園です。

    じゃらんの宿概要にも掲載されています。

    宿から紅葉が見えるか? は行ってみないことには分かりません。

    紅葉を見に行ったのに、木が存在してない! は悔やみきれませんからね。

    露天風呂からは見えずとも、庭園があって紅葉がまったく見えないことはなかろう。と信じました。

    私が行った時、2021/11の庭園の様子↓

    吉池旅館の庭園。紅葉は控えめだけど、きれい


    冒頭の写真も同じ庭園で撮ったものです。
    吉池旅館の庭園から、池側を臨む


    池に鯉もいます。
    吉池旅館の池の住鯉たち


    真っ赤になった頃や、雪が降った時も見てみたいです。
    桜はあるのかなあ。

    紅葉は露天風呂からも見えました。
    ちょっとお客さんがいたのと、私も友人と一緒だったので、露天で熱唱は自粛。

    庭園で紅葉狩り→露天風呂でも紅葉狩り→部屋に布団敷いてお昼寝→露天風呂2周目というコースで、4時間満喫しました。


    帰りの足は先に確保しておこう

    箱根へ電車、とくに小田急線で新宿方面から往復する方への注意事項です。

    宿を出る時間を事前に決めたうえで、帰りのロマンスカーを事前に予約しておきましょう。

    鈍行だと小田原で乗り換えになってめんどくさいですよ。(2022/3現在の時刻表は、ほぼ小田原止まりです)

    私は帰りだけロマンスカーを使いました。

    宿を出る時間を決めていなかったので、予約したのはチェックアウト期限の一時間前。

    その30分後に駅で特急券を発見した時には、満席になっていました。

    駅で買おうと思わなくて本当に良かったです。


    まとめ

    日帰りできる距離にある観光地は案外行かないものです。
    観光地=泊まりで行くところという固定観念もあり、泊まるほどの距離じゃないのに行くか? と思ってしまいます。
    有馬も箱根も、日帰り温泉宿を見つけた時は、その手があったか! と思いました。



    まとめ→

    • 土日祝の観光スポットでも、日帰り温泉宿は案外空いてる
    • 平日ならほぼ貸し切り状態にできちゃう
    • 景色がよさそうなところを狙っていくのがオススメ
    • ふつうに観光している人もいて公共交通機関は混みます、足の確保はお早めに


    箱根のおすすめはこちら


    私は紅葉シーズンしか行けていませんので、今シーズンこそ桜の時期に行ってみたいものです。
    でも桜は季節を狙うのが本当に難しい。
    桜を外してしまったとしても、激混みのお花見スポットに行って人間見をするよりは、有意義に過ごせるはずです。